痛みには種類がある!?

痛みには大きく分けて3つの種類があります。
けがなどの痛みである、侵害受容性疼痛
神経自体が損傷して直接痛みが起きる神経障害性疼痛
そして社会的要因等で何らかの理由で脳自体で痛みを感じている心因性疼痛の三つの種類です。
図に表すとこのように書かれることが多いのですが・・・

reason1.png

この絵だと少しわかりにくいかもしれませんから、痛みの仕組みに着目して並べ替えてみます。

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けがなどによって皮膚や内臓などの神経終末である侵害受容器というものが刺激されて侵害受容性疼痛が起きます。
ここではさらに損傷が起きた組織から作られる様々な発痛物質によって痛みが増強されます。

神経そのものが損傷して痛みが出る神経障害性疼痛は、神経のケガではあるのですが、痛みが出る仕組みはケガの仕組み以外にもさらに複雑なメカニズムがありますからなかなか厄介です。

そして心因性疼痛・・・これは従来、様々な治療に反応しない、原因がよくわからない痛みを心の問題としていた名残です。
最近の研究からは心が病んでいる・・・のではなく、脳の機能的な変調による事が解明され始めており、中枢神経障害性疼痛と呼ばれることが増えてきています。

痛みに種類がある事が少しイメージできたでしょうか?

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