侵害受容性疼痛 侵害受容性疼痛では怪我をして壊れた細胞からプロスタグランジンという「痛み・熱・腫れ」を引き起こす成分が作られます。 この後さらにブラジキニンという成分が血液から遊離してくるのですが、これは神経自体の感受性を高めてしまう・・・つまり神経を過敏にしてしまうので、プロスタグランジンの発痛効果を増強してしまいます。 ケガをしたときや熱が出たとき、皆さんは「痛み止め」や「熱冷まし」とされているお薬を使っていませんか? バファリンやロキソニンの様な解熱鎮痛薬は熱や痛みに効きますよね! これらの解熱鎮痛薬は、このプロスタグランジンが出来るのを抑えることによって痛みや熱・腫れを軽減します。 日常生活で経験する多くの痛みは、このような炎症反応に伴ってプロスタグランジンが出来る事によって出現するのですが、なかにはこれらの解熱鎮痛薬が効かない痛みがあります。 それは、痛みが出る仕組みにこのプロスタグランジンが関係しない痛みがあるからです。 ですからいわゆる「鎮痛薬」が効かない・効きにくい場合には専門機関を受診してみてください。 « 前へ| 痛みはどうして起きるのか? |次へ »
侵害受容性疼痛では怪我をして壊れた細胞からプロスタグランジンという「痛み・熱・腫れ」を引き起こす成分が作られます。
この後さらにブラジキニンという成分が血液から遊離してくるのですが、これは神経自体の感受性を高めてしまう・・・つまり神経を過敏にしてしまうので、プロスタグランジンの発痛効果を増強してしまいます。
ケガをしたときや熱が出たとき、皆さんは「痛み止め」や「熱冷まし」とされているお薬を使っていませんか?
バファリンやロキソニンの様な解熱鎮痛薬は熱や痛みに効きますよね!
これらの解熱鎮痛薬は、このプロスタグランジンが出来るのを抑えることによって痛みや熱・腫れを軽減します。
日常生活で経験する多くの痛みは、このような炎症反応に伴ってプロスタグランジンが出来る事によって出現するのですが、なかにはこれらの解熱鎮痛薬が効かない痛みがあります。
それは、痛みが出る仕組みにこのプロスタグランジンが関係しない痛みがあるからです。
ですからいわゆる「鎮痛薬」が効かない・効きにくい場合には専門機関を受診してみてください。